小さなケガでも
ご相談ください

切り傷やすり傷、打撲、捻挫、脱臼、関節や靭帯の損傷、背骨や神経の外傷によるトラブル、骨折、指の大きなケガ、スポーツによる外傷や障がいなど、さまざまな症状に対応しています。

「骨折や大きなケガでないと診てもらえないのでは」と思われることもありますが、実際には日常の小さなケガも整形外科の診療範囲です。

院長は、東京都立墨東病院の救命救急センターで外傷治療に携わってきた経験を活かし、重度外傷から身近なケガまで丁寧に診療しています。次のような症状やケガがあった場合は、お気軽にご相談ください。

骨折

骨折

骨折とは、何らかの原因によって骨が途中で途切れてしまった状態を指します。
骨の周りには神経や血管が多く通っているため、折れると腫れが出たり、強い痛みを感じたりします。

骨折の形にもいくつか種類があり、外から見てはっきり変形がわかるものもあれば、見た目ではわかりにくいタイプもあります。

➢おもな治療方法

骨折の治療は、「整復」「固定」「リハビリ」の3つが基本となります。
まず、ずれてしまった骨をできるだけ適切な位置に戻す「整復」を行います。
手で元の位置に戻せる場合は徒手整復を行いますが、それが難しい場合には手術を検討することになります。
骨の位置が整ったあとは、ギプスやシーネ(副子)などを使って動かないように固定します。
この固定で安定が保てない場合にも、手術による治療が必要になることがあります。
その後、骨が落ち着いてきた段階でリハビリテーションを開始し、関節の動きや筋力を回復させて、元の生活に戻れるようにしていきます。

手足の切り傷

手足の切り傷

包丁やカッターナイフの取り扱い、紙の端やガラス片に触れた際など、日常生活で誰もが起こりうるケガです。手足の切り傷は、すぐに治りそうで、なかなか治らないケースも多い怪我の一つです。当院の整形外科では、手足の身近な切り傷の処置や治療にも幅広く対応しています。

➢おもな症状

傷の深さや場所によって症状は異なります。

・皮膚の損傷による出血
・ズキズキとした痛み
・傷口のまわりの腫れや赤み
・傷が深い場合のしびれや感覚の鈍さ(神経損傷の疑い)
・指や手足の動かしにくさ(腱や筋肉の損傷の疑い)

※小さな傷に見えても、内部の組織が傷ついていることがあるため、自己判断せず受診をおすすめします。

➢おもな治療方法

傷口を洗浄・消毒し、速やかに圧迫止血を行います。傷が深く開いている場合には、感染を防ぎきれいに治すために縫合(傷を縫う処置)を行います。土や砂などの汚れが強い場合は、感染予防の抗生物質を処方します。

手足の切り傷は、皮膚だけでなく奥にある動脈や神経、腱(すじ)まで損傷しているケースがあります。整形外科はこれらを総合的に治療できる専門科ですので、傷が深い場合や出血が止まらない際は、お早めにご相談ください。

➢予防と日頃の備え

・調理や作業の際は、刃物の扱いに十分注意する
・ガラスや金属片を片付ける際は、厚手の手袋を着用する
・子どもの手の届く場所に危険なものを置かない

脱臼

脱臼

強い力が関節に加わることで、関節を包んでいる組織や靭帯が傷つき、骨と骨の位置がずれてしまう状態を「脱臼」と呼びます。
脱臼が起こると、痛みや腫れ、動かしにくさなどが現れ、見た目や症状が骨折とよく似ることもあります。

そのため、正しく見分けるには、医師による診察や画像検査など、きちんとした確認が必要になります。

➢おもな治療方法

脱臼した場合は、できるだけ早く元の位置に戻すことが重要です。
手で戻すのが難しいときには、手術による治療を検討することもあります。
整復後は、レントゲンなどで骨の位置が正しく戻っているか、骨折がかくれていないかを確認します。
その後は、周囲の組織を休ませるために、一定期間固定して安静を保ちます。
ただし、動かさない状態が続くと、関節がかたくなったり、筋力が低下したりしやすくなります。
そのため、回復の段階に合わせてリハビリを行い、関節の動きや筋力を取り戻していくことも大切な治療の一部となります。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂とは、足の踵にあるアキレス腱が、何らかのきっかけで切れてしまう外傷のことを指します。

➢おもな治療方法

当院では、ギプスや装具を使って患部を固定し、回復を待つ保存療法を基本として対応しています。
治った後は、リハビリによって筋力や関節の動きを少しずつ回復させていきます。

もし手術が必要と判断された場合には、連携している医療機関へご紹介いたします。

靭帯損傷

靭帯損傷

関節は複数の骨が組み合わさってできており、その骨同士をしっかり支えているのが靭帯という組織です。
この関節に強い力が加わり、靭帯が引き伸ばされたり切れたりした状態を、靭帯損傷と呼びます。

➢おもな治療方法

靭帯を痛めた直後は、数日から2〜3週間ほど強い痛みが続き、関節も動かしにくい状態になります。
その後、時間が経つにつれて腫れや痛みが落ち着き、動かせるようになることが多くなります。
このため、「治った」と思って受診せずに自己判断で様子を見る方もいますが、実際には靭帯が十分に回復せず、関節のぐらつきが残ってしまうケースもあります。
不安定な状態を放置すると、再びケガをしたり、痛みや腫れが慢性化したりするおそれがあります。
ケガをした際は、できるだけ早めに整形外科を受診しましょう。
早期に適切に診断し、リハビリを始めることが、再発や二次的なトラブルを防ぐためにも重要です。

肉離れ(筋断裂)

肉離れ(筋断裂)

強い力が一気に筋肉に加わることで、筋肉が途中で切れてしまい、激しい痛みを伴うケガが起こることがあります。

このような損傷は身体のどこにでも起こり得ますが、特に多いのは、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋)やふとももの筋肉(ハムストリングス、大腿四頭筋)、腕では上腕二頭筋や親指を動かす筋肉などです。

➢おもな治療方法

肉離れの治療は、損傷の程度に応じて以下の方法があります。

・初期治療(R.I.C.E.)
Rest(安静):筋肉にかかる負担を避けるため、安静にします。
Ice(冷却):腫れや痛みを軽減するために、冷却パックなどを使って冷やします。
Compression(圧迫):腫れを抑えるために、圧迫バンデージなどを使用します。ただし、血流を妨げないように注意が必要です。
Elevation(挙上):腫れを抑えるために、患部を心臓より高い位置に保つことが推奨されます。

・追加の治療
疼痛管理:非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)などを使用して、痛みや炎症を軽減します。
リハビリテーション:筋肉の回復を促進し、柔軟性や筋力を取り戻すために、必要に応じて理学療法士による専門的なリハビリも取り入れます。
筋肉のサポート:筋肉への負担を減らすため、状態に応じてサポーターやバンデージを用いて保護することがあります。
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